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与野党の勢力が逆転した県議会は18日の最終本会議で、名護市辺野古への新基地建設に反対する決議と意見書を野党の賛成多数で可決しました。

野党6会派が提出した決議案と意見書案は、県民の反対世論や、貴重な自然環境を保護する観点から政府に計画の断念を求めるものです。

玉城義和「(冒頭の提案理由から)県民の堪忍も限界、民意を反映すべき」という野党議員が提案理由を述べたのに対し与党側は、反対を決議することで、普天間基地の返還が遅れるとして代替案を示すべきだと迫り、論戦が繰り広げられました。

そして審議の結果、決議と意見書は過半数を占める野党の賛成多数で可決されました。日米が合意した辺野古の基地建設計画に県議会が反対を決議するのは初めての事となります。