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6月10日に尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船と衝突した台湾の遊魚船が沈没した問題で、第11管区海上保安本部長が船長に対し謝罪の手紙を送りました。第11管本部によりますと、手紙は第11管本部長名で、19日夜の国際郵便で送り、20日午後5時過ぎ、財団法人・交流協会台北事務所を通じて台湾船「連合号」の何船長に手渡されたということです。

内容は、船長を負傷させたことへの謝罪に加え、沈没した遊魚船の賠償問題について、「できるだけ早く話し合いを開始して、法令に基づいて誠実に対応したい」などと記しているということです。誠意を示すことで問題を早期解決したい狙いがあると見られ、今後、台湾側の対応が注目されます。