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後期高齢者医療制度の保険料は、2回目となる年金からの天引きが13日に行われ、このうちうるま市と恩納村でデータの修正が間に合わず、誤って徴収されました。

うるま市では、2007年10月から3月末までに国民保険から社会保険に変更した人のデータの記入漏れがあり、その修正が2回目の徴収となる13日までに間に合わず、誤って天引きされるケースが61件発生しました。うるま市国民健康保険課の担当者は取材に対し「大変申し訳ないことをしたと思っている。文書を送り電話もかけてお詫びしたいと思う」と話していました。

また、恩納村でも誤った徴収が1件発生。これについて村は、国保から社会保険への変更について保険者の申請がなかった為、データの修正が間に合わなかったと説明。対象者にお詫びし、返還するとしています。

一方、那覇市の県民広場では後期高齢者医療制度の廃止と年金からの保険料天引きに抗議する座り込みが行われました。およそ200人が座り込み、「高齢者差別はやめろ」とシュプレヒコールを上げていました。

座り込みに参加した男性は取材に対し「(後期高齢者医療制度を)廃止してほしい」と話し、女性は「本当にもう、絶対に許せないとつくづく思っている」と訴えていました。