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めざせ甲子園、8校目は今年の沖縄大会の第3シード、中部商業です。

優勝候補の一角にも名前があがるチームは、今年の夏「リベンジ(雪辱)」を誓っています。

県立中部商業高校。過去に2度、夏の甲子園に出場しているチームには「甲子園」を夢見て、県内各地から多くの選手が集まってきます。

チームは去年の秋の九州大会に沖縄尚学とともに出場。今年春の県大会でも準優勝を飾るなど、常に優勝争いに絡んできました。しかし、結果はいつも2番手。後一歩のところで敗れ続けて来たのです

半田剛主将「同級生が沖縄県の代表で(全国で)優勝して、自分達もできる力はあるのに。悔しい思いがありました」

この夏こそ頂点に!「リベンジの夏」を誓っています。

今年第3シードの中部商業。盛根監督、自慢の強力打線は、上位から下位まで俊足揃いで、機動力も兼ね備えています。中でもクリーンナップ3番は、レフトの仲里孝也選手、4番キャプテンでセンターの半田剛選手らの長打力も魅力です。

続いて投手力。エース湧川雄貴選手は、沖縄尚学の東浜投手や浦添商業の伊波投手らとともに、1年生の頃から注目を集めて来た県内最速3人トリオのうちの一人。MAX144キロのストレートを武器に、3年最後の夏へ絞り込んでいます。

また、同じ3年の左腕、伊波伸彰投手は湧川投手へのライバル心を燃やし、エースの座を脅かす存在にまで成長。ほか、2年生の根間投手や宮城投手など、4人で継投してマウンドを守ります。

盛根一美監督「抜けてないんだから滑り込めよ〜!」

チームの今、大きな課題は守備力。内外野の連係プレーなど、練習時間の大半を費やしていました。

盛根監督「甲子園優勝チームと戦うんだから、そこに勝つには、相手に1点をあげない、先にあげない。ロースコアの戦いに持ち込むためには、しっかりした守備力がついてこないと。気持ちを一つにして、みんなで力を合わせてしっかり頑張る!いいな!」

合言葉は「心を一つに」

もう悔しい思いはしたくない。いつまでも対戦チームの背中を見続けるものか。ナインの共通の思いが、この夏、嵐を巻き起こす!

伊波伸彰投手「心を一つですね。そんな形でみんな言い聞かせています。みんなの夢を皆で掴みたいと思います」

盛根監督「気迫が前面に出てくれたら。体全体から絶対に負けないというような表情で野球をしてもらいたいなと」

応援団「かっとばせ〜〜〜!!一本!」

チームは一つ。外野では1,2年生中心の応援団が本番へ向け練習中。レギュラーを影で支える大きな存在です。

宮城一慶投手「中商のチームカラーというか、チーム力を見せていきたいです」

湧川雄貴投手「支えてくれた家族や仲間達の分まで、メンバーに入れない人もいるので、その人達の分まで最後まであきらめずに精一杯頑張りたいです」

半田剛主将「夏は今までやってきたことを、最後なので、全力で目標としている甲子園を目指して頑張りたいです」

「甲子園行くぞ〜!甲子園行くぞ〜!おしり! ??」

明日はこの夏の注目投手登場!浦添工業です。