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マングースや野ネコ、さらには交通事故などの被害に遭い、数が急激に減っている天然記念物のヤンバルクイナの人工繁殖事業が、今年度から正式にスタートします。

26日には環境省那覇自然環境事務所が県や国頭村、NPOなど11の機関に呼び掛け、ヤンバルクイナ保護増殖事業者連絡会議を発足。一回目の会議では、去年実施したヤンバルクイナの生息調査の結果、生息数は1000羽と推定され、マングース被害や交通事故などで年々数が減少していることが報告されました。

そのため、今年度は保護されたヤンバルクイナを飼育し、人工的に繁殖させる技術の確立に向け、関係機関が連携して取り組むことになりました。また、ヤンバルクイナの生息環境を守るためのマングース駆除事業も併せて実施します。