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4月から始まった高齢者医療制度は事前に十分な制度説明がなく、2年後の保険料値上げの問題が指摘される中、老人クラブ連合会が制度の廃止を訴えました。

26日、老人クラブ連合会の代表が会見を開き、「国は保険料が下がると説明しながら実際、負担が増えている。また収入がない人からも保険料を徴収し、払えなければ保険証を取り上げるなど、75歳になったら『国から捨てられる制度』」と批判し、制度の廃止を求めています。

老人クラブ連合会の花城清善会長は「財源を理由に高齢者に痛みを求めるもので、不安と怒りが渦巻いている。長生きしてよかったと思える制度に」と訴えていました。

この制度を巡っては政府も見直しの検討に入っていますが、今回の会見は問題の切実さを浮き彫りにしています。