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読谷村内の産廃処分場から殺虫剤に使う有害な物質が検出された問題で県は22日この産廃場で立ち入り調査を行いました。

読谷村で民間業者が経営している産廃処分場の土壌や水から殺虫剤などに使われる有害物質のクロルデンが検出された問題を受け22日立ち入り調査に入った県や保健所の職員。住民達は4月に同じ場所で撮影したごみが溢れ返る現場の写真を見せて様々な廃棄物が地中で燃えていると訴えていました。

埋立地からは熱いガスが噴き出しあたり一帯にも鼻を突くような臭いが充満していて県の指導員もその現状を肌で感じたようです。読谷村都屋区の阿波根直則区長は『業者はちゃんと廃棄物を選別して、それなりのものしか廃棄してないと言うが、見る限りはそうとはいえない』と語り、県環境整備課の職員は『処分場の土や水を分析していますので、そういう結果も踏まえて今後の対応を検討していくことになります。』と今後の対応について言及しました。

県の分析結果が出るのはおよそ3週間後。処分場の許認可権はその県が握っているだけにその結果に業者も住民も注目しています。