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4月28日に再開した泡瀬干潟の埋め立て工事について事業に反対する市民団体などが5月1日総合事務局に工事の中止を要請しました。要請したのは、泡瀬干潟を守る連絡会のメンバーや国会議員らで、「工事の再開は、絶滅危惧種のトカゲハゼの繁殖期を無視したもので、即時中止するべきだ」と訴えました。

また、現在行われている一期工事の区域内で市民団体によるサンゴの調査を認めるよう求めました。要請を受けた沖縄総合事務局開発建設部の成瀬英治港湾空港指導官は、「環境に最大限の配慮をしながら、事業を継続していて、サンゴの調査は事業者が行うもの」と市民側の調査を認めない方針を伝えました。

これに対して市民団体のメンバーは「トカゲハゼの専門家の意見も聞かず、環境に配慮したとは言えない」と強く反発、あらためて工事の中止とサンゴの調査を認めるよう求めました。