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ガソリン税の暫定税率を復活させる税制改正法案が30日午後、衆院本会議で可決し、成立しました。県内ではあさって5月2日にも大幅に値上がりすると見られます。

ガソリンの暫定税率が復活するのを控え、30日はガソリンスタンドに大勢の人が駆け込みで給油に訪れました。訪れたドライバーたちは「もともとの値段が高い上にさらにプラスアルファなので痛い」「やっぱり安いうちに入れたいと思って」などと話していました。

次々とガソリンスタンドを訪れる利用客。そのほとんどが満タンでの給油です。従業員によると利用客の数は普段の3割増しということです。

ガソリンスタンドの店長は取材に対し「今月に仕入れた分に関しては安く販売できるが、この在庫が無くなり次第、値上げになるかも知れない」として「価格は1リットル当たり160円近くになると思う」と話していました。

政治に翻弄されたガソリン価格。県石油商業組合によると、30日までに仕入れたガソリンはあす5月1日までは129円前後で販売できるが、あさって2日以降は在庫切れと同時に154円から157円程度に値上がりするということです。