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31日、那覇空港で航空機事故を想定した総合訓練が行われました。2007年8月に中華航空機が爆発炎上した事故後初めての訓練です。訓練には、空港事務所のほか警察や消防など45の機関からおよそ350人が参加しました。

訓練は、旅客機が着陸後滑走路を外れて炎上したとの想定で行われ、現場に到着した消防車両が一斉に放水したあと機内から次々と死傷者が運び出されした。救出された人たちはけがの程度によって振り分けられるトリアージと呼ばれる処置を受けた後、臨時の救護所で駆けつけた医師の診療を受けていました。

2007年8月の中華航空機事故では、事故後の関係機関の連絡体制に不備があったことから、訓練では、各消防の連携方法やそれぞれの手順が確認されていました。