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仲井真知事は31日午後6時前、官邸で福田総理と会談し、普天間基地の移設に関して地元の意見を反映させ、早期に実現するよう要請しました。

要請内容について、仲井真知事が普天間問題で地元(名護)や県の意見に耳を傾けてほしいと求めたのに対し、福田総理は「そういう方向でやっていきたい」と答えたという事です。

仲井真知事は普天間基地の「3年以内の閉鎖」を掲げ、名護への移設について政府案よりも沖合いへの移動を求めていますが、31日の会談では具体的な進展はなかったということです。

11月7日に開催予定の移設協議会には知事も出席する意向を明らかにしていて、今回の要請をふまえ、移設作業は加速化する可能性も出てきました。