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怪我をして保護されたサシバを野生に戻すプロジェクトが福島と沖縄の共同で進行中です。2006年6月、カラスに襲撃されたと見られる雛のサシバが翼に傷を負った状態で福島の山中で見つかりました。

福島県鳥獣保護センターが保護し、治療にあたっていましたがこのサシバがほぼ回復し、18日に福島から飛行機で1700キロの旅をして、サシバが冬を越す沖縄に到着しました。この新人サシバと沖縄こどもの国の2羽の先輩サシバとの初顔合わせではさっそく新人が威嚇される場面も見られましたが、これはこどもの国の担当者としては「想定内」。お互いが慣れるまで注意して見守りたいと話していました。

この福島から沖縄に着いたサシバは餌をとる訓練などをして順調にいけば2008年2月頃には北上する群れに合流できるということです。