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九州地方知事会議が18日、那覇市で開かれ、沖縄が求めている歴史教科書の検定意見の撤回要求を九州全体で支援していくことが決議されました。九州地方知事会議には山口を含む9つの県の知事が参加しました。この中で、会長を務める長崎県の金子知事は、国から地方への税源移譲の必要性を強く訴えた上で、財政難の中地域のためになる政策の充実を促しました。

そして注目された教科書検定問題については特別決議として沖縄県が求める検定意見の撤回と記述の回復を九州知事会としても全面的に支援していくことを決議しました。

一方、九州の市の教育長会総会も18日、那覇市で開かれ、会長を務める鹿児島市の石踊政昭教育長が、『(沖縄)県民が一丸となった行動に対して私どもも敬意を表する』と述べて、検定意見の撤回と記述の回復を求める沖縄の姿勢を支援することを表明しました。そして石踊教育長は、11月に東京で開かれる全国教育長会の理事会に、検定意見の撤回要求を九州教育長会全体の声として届けたいと述べました。