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教科書から集団自決の日本軍の強制の記述が削除された問題で、これまで記述復活に否定的だった中山元文部科学大臣が「軍の命令や強制は当然あったと思う」と述べ、沖縄の声に理解を示しました。

これは自民党の有志でつくる「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の役員会終了後、会長を務める元文部科学大臣の中山衆院議員が記者団に述べました。

中山議員は「軍の命令、強制は当然あったと思う。沖縄戦についてあまりに知らなさ過ぎる」と述べました。

また、10月中に検証小委員会を設置して初会合を開き、生存者や研究者から聞き取りを始めることを明らかにしました。

この「有志の会」はこれまで検定意見に反発する沖縄の動きに否定的な見解を示していて、今後の動きが注目されます。