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海上保安庁は中城海上保安署を保安部に格上げすることを盛り込んだ2008年度の概算要求をまとめました。

その理由について11管本部の城野本部長は31日、辺野古の海での基地反対派とのトラブルに備えるためと明言しました。

海上保安庁の2008年度の予算概算要求では、中城海上保安署の「部」への格上げを盛り込んでいます。その理由については「アメリカ軍再編計画に伴う海上警備体制等の強化」としていて、巡視艇を3隻増やし、職員も50人増員します。

これについて、11管区海上保安本部の城野功本部長は定例記者懇談会で「現場では反対派との不測の事故やトラブルが予想され、安全確保の観点から要求した」と明言しました。ただ、「これまでは海上警備に他の管区から人員や機材の応援を受けていたので、警備体制の実質的な強化にはあたらない」と答えています。

現在、概算要求の段階ですが、辺野古への基地建設に向けた国の動きが着々と進んでいる実態が現れています。