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去年12月に返還された読谷村のアメリカ軍楚辺通信所、通称「象のオリ」の鉄塔の解体が午後から始まるのを前に、準備作業が行われています。

読谷村にあるアメリカ軍楚辺通信所、通称「象のオリ」は航空機や船舶の通信を傍受する施設で、去年12月末に地主に土地が返還されました。

鉄塔の内側にあった建物の撤去作業は3月から進められ、現在は壁の一部と崩された瓦礫の山が残されている状況です。

那覇防衛施設局では、31日午後1時から通信用のアンテナとして使われていた円形のアンテナの解体作業に入ることにしていて、午前中から作業員が準備にあたっています。

施設局では6月末までに撤去作業を終え、さら地にして地主に返還する予定です。