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普天間基地の移設予定地となっているアメリカ軍キャンプシュワブで、名護市の教育委員会は先月末から行っていた埋蔵文化財の試掘調査が27日に終了したことがわかりました。

名護市の教育委員会はヘリ基地建設に伴って兵舎が移設される場所で試掘調査を行い、その結果、水田の跡と思われる粘土質の土と水田を囲む『畔』のような跡が見つかっています。教育委員会は採取した土などを県外の専門施設に送っていて、3月末に判明する分析結果を那覇防衛施設局に報告するとともに、現場を遺跡として保存するかどうかを判断します。

一方、4月からは文化庁が1200万円の予算を組んでキャンプシュワブ全域での本格的な埋蔵文化財の調査に入る予定で、これらの調査が新たなヘリ基地の建設計画に影響が出るものと見られます。