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11月の知事選に向け、統一候補の人選作業を進めていた社民党は、きょう、参議院議員の糸数慶子さんの擁立を正式に決定しました。

社民党はきょう午前10時から県連の中央執行委員会を開き、社大党と民主党が推す糸数さんと、元県出納長の山内徳信さんの2人を軸に協議を行いました。委員の意見は真っ二つに割れたため、照屋寛徳委員長は協議を一時中断。

午後、読谷村の自宅に山内さんを訪ね、社民党の協議の内容を説明して一本化に向けて糸数さんの擁立に協力を求めました。その後、社民は執行委員会を再開。アメリカ軍再編が進む中での知事選で、憲法改正など国政の課題とも関わる選挙だとの認識のもと、県民の願いを実現するためとして、糸数さんの擁立を決定しました。