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身体に障害を持った人の雇用や就労支援のあり方を考えるフォーラムが宜野湾市で開かれ、企業や学識経験者と障害者がともに意見を述べ合いました。

このフォーラムは障害者に対する理解を深め、企業の障害者雇用を促進することを目的に開かれるもので、今回は精神障害に焦点を当て進められました。

県立精神保健福祉センターの仲本晴男所長は「精神科で治療を受けているのは現在県内でも37人に1人と、決して特別な病気ではない」と述べ、働き盛りに多く発症する神経症や統合失調などの精神障害を理解し、就職や復職を支援する制度づくりが必要と訴えました。

ストレスから不安神経症を発症し、仕事を辞めたという自らの体験を語った玉那覇正さんは「病気と闘いながら再就職も果たし、現在は充実した毎日を送っている」と話し、偏見や差別なく採用する企業が増えることを願う、と訴えました。