めざせ甲子園!(10) 八重山商工

3年生3人 最後の夏

プレー中ニコニコ笑顔が絶えない、ある3年生。応援してくれる人への感謝の思いを示す夏を目指しています。

2006年、春夏連続甲子園出場を果たした八重山商工。ことし、もう一度夢の舞台を目指す選手は18人。その中で最後の夏となる3年生は大嶺士優、比嘉剛志、親里翔の3人だ。

大嶺士優主将「親里は、後輩を引っ張るというより和ませる感じ」

比嘉剛志選手キャプテンはいじられキャラって感じですかね」

親里翔選手「比嘉はさぼることがあったんですけど、良い戦力になるので」

2年半ともにプレーしてきただけあって仲は良いが、ちょっとゆる~い感じがする3人に、末吉監督は…

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末吉昇一監督「みんなおとなしいです。まだまだ大人しくて、まだまだ自分に自信がないようなところとかあるんですけど笑」

それでも、3人で支えあいながらチームをここまで引っ張ってきた。大嶺はキャプテン、そしてサードとして内野を牽引。

外野手・そして投手もつとめる比嘉は、打撃でも長打を打つ力を持つ。そして春・背番号7の親里も春は2回戦で完封勝利をあげるなど投手としても活躍した。

末吉昇一監督「1番は野球が好きなんだなとそういう気持ちでここまで来たんではないかと思います」

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その3人の中でも特に野球を楽しそうにプレーしているのが親里。打ってもニコニコ、走ってもニコニコ、マウンドでもニコニコ。

親里翔選手「楽しくやろうというのがあるのでいつも笑っています」

親里が笑顔で頑張れる背景には応援してくれる人たちの存在があった。

親里翔選手「小学校の頃からずっと野球もやらせてくれて、やりたいことをやれって感じだったので、そういうのもあって最後まで諦めずに頑張ろうというのはありました」

練習後、親里君が帰って来たのは児童養護施設。家庭の事情で、小学校の頃からこの施設で生活している。彼を支えているのは、施設のスタッフたち。

宮城信昭さん「部活をやっている生徒にしてはちょっと食が細いかなと感じますけど」

親里翔選手「(Q食べないといけない時期じゃないですか?)あ~そうですけど、あまり入らない…」

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親里君の机は野球に関するものでぎっしり。棚には、野球を始めた小学校の頃の写真も。

親里翔選手「小学校で一番大きな大会だったので持っておこうかなって。(野球を)やってみて捕るのが楽しかったです、ボールを捕るのが」

野球を始めるきっかけを与えてくれたのも応援し続けてくれたのも、スタッフたちだった。

親里翔選手「面白いところ連れて行くって言われて行ったらグラウンドって感じでした。道具とかもらったり、色々なサポートをしてくれるから(野球に)なるべく休まずに行こうと」

宮城信昭さん「本人見ていると野球をやっていて楽しかったんだろうなと。野球やっていて輝いているなと感じました」

上原優香さん「ピッチャーをやっている姿を見るとやっぱりうれしくなりましたね。翔が投げていると思ったら」

親里翔選手「いなかったら野球もできなかったし。今自分が活躍できているのも小さい頃からサポートしてくれたからというのもあるのでとてもありがたいです」

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親里翔選手「夏は「背番号1」でマウンドで楽しく勝利を持ってまた帰ってこられたらと思います」

応援してくれる人のために、ともに戦ってきた仲間とともに八重山商工、3年生3人の最後の夏が始まる。

大嶺士優主将「(高校野球は)一生の宝物になると思います。長い夏にしたいです」

比嘉剛志選手「自分たちも最後の夏なので優勝目指して頑張っていきたいと思っています」

親里翔選手「最後まで諦めず、1球1球しっかり魂を込めてやっていきたいです」

「絶対勝つぞ!おし!」

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