めざせ甲子園!(13) 宜野座

主将の挫折で強まった絆

きょうは宜野座高校です。自分の甘さと向き合ったキャプテンとメンバー。成長しながら夏に挑みます。

全員「きょうは最後まで元気だして頑張っていきましょうよろしくー!」

めざせ甲子園!(13)宜野座高校

宜野座高校野球部キャプテン・新里朝希くん。

新里朝希「ここからここから!簡単に終わんなよ!」

常に先頭に立って声を出しチームを盛り上げる、チームのムードメーカーでもあります。

赤嶺葉月選手「みんなを明るくすることとかひげが濃ゆい所とかみんなの雰囲気を上げてくれる」

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伊芸雅選手「朝希がいないとこのチームは成り立たない」

チームには欠かせない存在となっている新里君。しかし、彼は、ある挫折を味わっていました。春季県大会、新里君はキャプテンでありながらメンバーから外され、スタンドからチームを見つめることになったのです。

新里朝希主将「監督に反抗的な態度をとってしまって」

大会前、学校での生活態度を監督から指摘され、つい反抗してしまった新里君。それは、日頃胸にため込んでいた感情が、溢れてしまった瞬間でした。

めざせ甲子園!(13)宜野座高校

川平優次監督「キャプテンなので私やコーチ、部長から指摘されるのもやっぱりキャプテンなんですね。そこをチームに伝えてはいるんですけど思うようにチームが動いてくれないとか。普段から何か積もり積もってだろうなという所だったので」

新里朝希主将「なんで俺だけたくさん言われないといけないといけないんだと思って。毎日自分に指摘されたり、言われたりもう嫌でした」

キャプテンという立場にのしかかる重圧に耐え切れなかった新里君、その後5日間、練習に来ることはありませんでした。

この期間がチームのターニングポイントとなります。メンバーは、キャプテンがいなくなって初めて、感じたものがありました。

垣花有人選手「キャプテンがいないとチームがまとまらないので。キャプテンに任せていた時があったなと思います」

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赤嶺葉月選手「やっぱり引っ張っていくのが大変でキャプテンの大変さとか大切さを知りました」

そして新里君にとっても、冷静に自分を見直す時間となりました。

新里朝希主将「春前の大事な時期に自分が子供みたいな態度とってしまって。本当に申し訳ないと思いました」

自分の未熟さを痛感したキャプテンと、チームを率いる存在の大きさに気付いたメンバーたち。

新里君はその後、チームに謝罪し、再び野球部へ。春季大会のメンバーは外れましたが、一から自分を見つめなおし、少しずつ信頼を回復。

めざせ甲子園!(13)宜野座高校

新里朝希主将「あの時は本当に子どもで迷惑をかけたから夏までは自分がしっかり頑張ってチームを引っ張っていく」

他のメンバーも、みんなでチームを引っ張る姿勢に変わりました。キャプテンの挫折から、成長を遂げたチーム!夏に向けさらに成長中!

エース垣花有人(あると)は、身長181センチの恵まれた体格を生かしたピッチング。さらに、宮里光音(らい)は、キレの良い変化球で打たせて取るピッチングで勝負。

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その投手陣を、3番比嘉星矢、4番、打撃の柱の比嘉太一。さらに長打が魅力の5番・2年生平川塁で得点を生み出し援護します。

何度も壁にぶつかって、間違えたこともあった。だけど今があるのは、監督と仲間がいたから。「あの挫折があったからこそ成長できた」それを証明する夏の舞台がやってくる!

新里朝希主将「最後までやりきることを学んできたので。苦しい場面の時こそしっかり我慢してしっかり最後までみんなでやりきって勝ち切るそういう気持ちでずっと夏まで向かっていきたいです」

「優勝目指して頑張るぞ!」

めざせ甲子園あすは、八重山商工です。

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