QAB 美ら島募金

「美ら島募金」の受付は終了しました

沖縄近海では2002年頃からオニヒトデの異常発生によりサンゴが食荒らされる被害が出始めました。特に慶良間近海ではその被害が深刻で、座間味ダイビング協会のメンバーが人海戦術でその駆除に当たりました。

QABでは、2003年1月から「美ら島募金」を開始し、善意の電話による募金はオニヒトデ駆除に当たるダイバーの皆さんの燃料代やタンク代として大切に使われてきました。

沖縄県では過去の経験から、オニヒトデの大量発生から広大なサンゴ礁海域を全て守る事が不可能である事から、確保できる予算や人員に応じて優先的に保全する区域を定め、区域内において集中的な駆除活動を行う方針を決めました。

最重要保全区域に選定された5つの地点については、沖縄本島周辺へのサンゴ幼生の供給源として重要な海域であり、漁業、観光資源としても価値の高い海域であるからです。